肩こりはマッサージでよくなりますか？ 前編
こんにちは。
江戸川区の葛西にある整骨院鍼灸院ひかり
院長の関口です。
「肩こりはマッサージで本当によくなりますか？」
最近、よくこのような質問を耳にします。
この質問の背景には、マッサージなどにずっと通っているが肩こりがなかなか改善しない、その場はいいがすぐに元に戻ってしまうと感じている方が多いということです。
今回からこの肩こりについて詳しく解説していきましょう。
肩こりってなに？？
肩こりとは肩、首、肩甲帯部の「張っている感じ」「重苦しい感じ」「硬くなった感じ」「痛い感じ」という自覚症状のことを指します。
よくマッサージを受けていて「肩が凝っていますね」と言われたことはありませんか？
これは触れた時の筋肉の緊張のことをいいます。
この筋肉の緊張が硬く凝っていても「肩こりを感じない」と自覚していない人も大勢います。
逆にあまり筋肉の緊張がほとんどなくても「肩こりがひどく、頭痛や吐き気がする」と感じる人もいます。
肩こりというのはあくまで自覚症状の一つをということです。
肩こりの原因は？？
肩こりは病気が原因の「二次性肩こり」や
原因がはっきりしない「本態性肩こり」に分けられます。
二次性肩こり
内科的な疾患から精神的な疾患、婦人科の疾患など様々な疾患が原因になります。
本態性肩こり
原因がないものとされています。ですがこの本態性肩こりには実際のところ身体の様々な場所に原因が隠れています。
多くの人は後者の本態性肩こりに分類されることが多いです。
肩こりで医療機関にかかっても特に異常がないので「異常がないから湿布やマッサージでもしてもらえばいい」などといわれることが多いようです。
これは、肩こりの背景に姿勢異常や不眠、過労、運動不足などが隠れていることを意識して診察してくれる先生が少ないという現状があるようです。
これではなかなか世の中から肩こりが減らないわけです。
私たちはこの原因がないといわれた肩こりをなくしていくため研究を重ね一人ひとりの隠れた原因を突き止め施術をしていき肩こりのない世の中を作って行きます。
次回から本態性肩こりの原因について詳しく解説していきます。
後編はこちら
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